2013 April

Tokyo

 
 
私のチャリティーのプロジェクトも少しずつ形になって来てとても嬉しい。6月にはお茶の先生にセレ モニーをして頂き、フランス人の聾の子供達を招待する。私も着物を着ることになって、久しぶりに桐の箱を開ける。懐かしい成人式の振袖や、私の名前の「紅 絹」の生地、薄紅色の生地に柄を織り込んだもの、布に触れているだけで日本の文化の奥深さを感じる優雅な時間。

 

Tokyo

   
 
 
4月は主人のお誕生日や結婚記念日、元所員のお誕生日と集まる理由に事欠かない。今年は久しぶりに 主人のゼミのOBをお招き。元所員のN嬢のお誕生日に私の作品を贈る。ウェディングのジュエリーを作らせて頂いたのはもう2年も前。一つ残っていたブーケ を飾り、結婚式の懐かしい話に華が咲く。学生の頃からの長いお付き合い、パリでもよく会っていたのはもう何年前?素敵な1年を過ごして欲しい。

 

Tokyo

   
 
 
同級生のイラストレーターの展示会に伺う。会場で懐かしい顔に次々出会えたのも素敵なサプライズ。 他のアーティストとのコラボレーションも楽しく、こんな鏡を見つける。子供の頃、海で拾った貝殻でお人形やアクセサリーを作っていた事を思い出す。どんな ものでも「作る」が基本だった我が家。どれだけのモノを作って来ただろう・・・。

 

Tokyo

 
 
 
古いお着物や帯、普段着物を着ない私はプレゼントのラッピングに使ったり、アレンジして小物を作って差し上げたりしている。美しい織りの紐も、こんな風にストラップにするとフランス人の友人が皆欲しがるので、せっせと作る!

 

Amsterdam

 
 
 
アムステルダム、スキポール空港は広大で乗り換えるだけでも大変。オランダのデルフト焼きはブルー と白の組み合わせが美しくて、ぽってりとした質感もとても好き。こんな風に飛行機のモチーフをアレンジしてインテリアにするのも無機質な空港ロビーに、 ちょっとしたアクセント。

 

Paris

   
 
 
私のチャリティーのプロジェクトの最初の展覧会は、25年来の友人の建築家、今やボザールの教授になられたD氏。美しかったインスタレーションの写真を、カードにして記念にプレゼント。「もったいなくて使えない!」と可愛らしいコメントが嬉しい・・・。

 

Paris

   
 
 
mono index D氏のアトリエは一日居ても飽きないほど、さまざまな分野の彼の作 品に溢れている。日本では某大御所建築家のところにおいでだったので、各分野のお付き合いのレベルも高くて、備前焼きの窯元で焼かせて頂いたという陶器 も、それぞれに味わい深く美しい。ご本人の静かな雰囲気が皆さんに好かれて、さまざまな経験をする機会が多くあったからか、とにかく「日本に居る間にどれ だけ建築以外の引き出しが増えたか」とご本人。お話を伺うのもとても楽しい。 page top

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